2026.09.11
「DARWING WELLNESS PARTNER」導入企業のご紹介 #02

| 導入企業様 | 尾道造船株式会社 さま |
|---|---|
| 現場の課題 | 造船所特有の前かがみや中腰、上向き姿勢など、身体への負担が大きい作業環境 |
| 導入したサービス | DARWING WELLNESS PARTNER(ダーウィン ウェルネス パートナー) |
| 主な成果 | 中腰作業時の身体のサポート実感、長く安心して働ける環境への貢献 |
昭和18年創業の造船メーカーである尾道造船株式会社では、製造の「現場」において「高齢化」や「人手不足」が課題となる中、「従業員が誇りを持って働ける環境づくり」を目指し、腰痛対策や身体の負担軽減をサポートするダイヤ工業の健康経営伴走型サービス「DARWING WELLNESS PARTNER。造船現場で抱えていた課題と、その解決に向けた具体的な作業現場改善の取り組みについてご紹介します。
1. 本記事の前提知識:関連用語と腰痛に関する調査データ
取り組みの詳細をご紹介する前に、本事例をより深くご理解いただくための専門用語と、国が発表している労働災害の現状(客観的なデータ)について解説します。
- DARWING WELLNESS PARTNER:ダイヤ工業株式会社が提供する、企業の腰痛対策・健康経営を専門家が直接サポートするプログラムです。
- アシストスーツ:人の動きを「アシスト(支援)」し、荷物の持ち上げや中腰姿勢など、現場で生じる身体の負担を軽くする装着型のサポートウェアです。
- 健康経営:従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること。労働環境改善や生産性向上に直結します。
厚生労働省が発表している「業務上疾病発生状況等調査」によると、仕事中の病気やケガのうち、「腰痛」は約6割を占めており、労働災害の中で最も頻繁に起きている健康被害の一つです。従業員を守り、長く働けるようにするための「労働環境改善」は、企業の大きな課題となっています。
出典元:厚生労働省「職場における腰痛予防対策指針」より
2. 導入前の課題:造船現場における身体への負担と、次世代への技術継承
尾道造船の現場(尾道造船所・向島工場)では、造船所特有の前かがみや中腰、上向き姿勢など、身体への負担が大きい作業が避けられず、作業環境の改善が課題となっていました。
人材不足が課題となる中、経験豊富なベテラン従業員が年齢を重ねても健康で長く働き続けられる環境づくりは、当社にとって重要な取り組みであると考えています。また、これから現場を担う若い従業員にとっても、身体負担を減らし、安心して技術を継承していける職場環境を整えることは重要です。
さらに、新しい技術の導入や改善活動に取り組む姿勢を社内外に示すことで、従業員が誇りを持って働ける環境づくりにつなげるとともに、若い人材や求職者から「ここで働きたい」と選ばれる会社を目指しています。アシストスーツの導入は、作業負担の軽減だけでなく、人を大切にするものづくりへの取り組みの一つです。
![]() 理学療法士による計測・指導風景① |
![]() 理学療法士による計測・指導風景② |
3. 解決策:アシストスーツと専門家による専門的な身体評価
新しい技術の導入や改善活動に取り組む姿勢を社内外に示すため、単なる機器の提供にとどまらない「DARWING WELLNESS PARTNER」の導入を決定。人を大切にするものづくりへの取り組みとして、以下の4つのアプローチをスタートさせました。
作業現場改善に向けた4つのアプローチ
- 健康リスクの可視化:センサーを用いた動作解析により、現場の負担を客観的に数値化して評価。
- 最適なアシストスーツのレンタル提供:現場の作業内容に合ったアシストスーツ(DARWING Hakobeludeなど)を選定し、手軽なレンタル形式などで提供。
- 理学療法士による専門サポート:理学療法士の資格を持つスタッフが現場を訪問。一人ひとりの柔軟性や動作のクセをチェックします。
- 個別ストレッチと健康管理:個々に適したストレッチや体の使い方を直接指導し、データに基づいた健康管理をサポート。
4. 導入効果:疲労感の軽減と、安心して働ける環境の実現
導入後、運用開始からわずか数ヶ月で利用者の柔軟性向上や痛みの緩和など、明確な改善傾向が見られ、現場からは「体感での負担軽減」を実感する声が寄せられています。
DARWING Hakobelude 使用者

DARWING Hakobelude 使用者
「違いが明確に分かるほど、中腰のときでもしっかり支えられている感覚があります。どんな体勢でも痛みが和らぎ、まるで誰かに支えられているようです。実際に使って機能を実感できたので、腰痛に悩む方にぜひおすすめしたいです。」
※個人の感想であり、効果には個人差があります。
安全衛生課 担当者①
「全従業員が健康的に働き続けられる職場環境の実現を目指し、ダイヤ工業の同支援サービスを導入いたしました。本サービスは、現在腰痛のある従業員に対しては症状の改善を、若い世代に対しては将来の腰痛リスク低減を図ることを目的としています。導入後は、利用者の症状に合わせた最適なアシストスーツの提案に加え、ストレッチ指導も実施していただきました。その結果、運用開始からわずか数ヶ月で利用者の柔軟性向上や疼痛緩和など、明確な改善傾向が見られています。今後も健康管理への意識を高め、誰もが長く安心して仕事ができる環境づくりをすすめてまいります。」
安全衛生課 担当者②
「腰痛は日々の作業効率に影響するだけでなく、将来的な健康寿命にも関わる重要な健康課題だと考えています。腰への負担軽減という身体的なサポートだけでなく、食生活など生活習慣へのアドバイスもしていただけているので、従業員一人ひとりが自分の健康に目を向けるきっかけにもなることを期待しています。」
5. まとめ:長く働き続けられる現場づくりを健康経営の力で
尾道造船さまの取り組みは、アシストスーツによる物理的な支援と、理学療法士などの専門家による継続的な指導を掛け合わせることで、現場の疲労軽減と健康経営の意識向上を両立させた成功事例です。
この記事の発信元・関連リンク
ダイヤ工業株式会社
1963年の創業以来、サポーターやアシストスーツ等の医療用品・労働軽減ギアを開発・製造・販売するメーカーです。「健康寿命の延伸」を使命とし、全国の接骨院・鍼灸院や多くの労働現場へ、エビデンスに基づいた独自の製品とサービスをお届けしています。







