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2024.02.28

お知らせ

【岡山県立興陽高等学校×ダイヤ工業】未来の農業を支える後継者育成の一環として、スマート農業の授業を実施

2024年2月15日(木)に岡山県立興陽高等学校にてスマート農業の授業を実施いたしました。当日は農業科2年生の生徒39名が授業を受け、アシストスーツの説明や試着体験などを行いました。

■取り組みのきっかけ

岡山県立興陽高等学校では、未来の農業を支える後継者の育成をテーマに掲げ、スマート農業学習プログラムの開発に取り組んでいます。近年、若者の農業離れが深刻化してきている中で、農業に対するネガティブなイメージを払拭することを目指し、岡山県立興陽高等学校でも取り組みを開始しました。
現在は、農業科の生徒を対象に、毎週2時間ずつスマート農業に関する学習を実施しています。本学習プログラムでは、地元企業と積極的に交流し、これまでに農業の自動化やドローンを用いての農作業方法などについて学ばれています。今回は農作業時の負担軽減をテーマとして、アシストスーツについて理解を深めるために当社へ依頼がありました。

■授業の内容

アシストスーツの基本的な機能やタイプ、当社製品の特徴、強みなどを説明した後、持ち上げ作業や中腰姿勢をサポートするアシストスーツの試着体験を実施しました。

 

 

 

 

 

 

アシストスーツの試着体験後、日常生活の中でアシストスーツを使いたい場面や、あったらいいなと思うアシストスーツの案出しを行い、アイデアシートに記入していただきました。

■生徒の感想

・使用する場所や用途に合ったアシストスーツを選ぶことができると分かった。
・労働負担を軽減することで、作業を長く楽にすることができると思った。
・アシストスーツと聞くと、重くて動きにくそうなイメージがあったが、実際に着てみると、とても軽く、物を持ち上げたときのサポートも感じられて良かった。
・初めて装着したが、思ったよりも着やすく、体も動かしやすかった。
・近年AIの普及が進んでいるが、まだまだ人間の手による作業も多く存在する中で、人の動きをアシストしながら農業を行うこともスマート農業の1つだと分かった。

■担当者コメント

生徒の皆さんがキラキラした目でアシストスーツを手に取っている様子を見て、とても嬉しかったです。また、授業終了時に集めた「アイデアシート」を通して、柔軟な考え方に触れることができ、とても刺激になりました。「通学中に自転車をこぐ時に使えるアシストスーツ」など普段の生活に密着したアイデアが多く、日常生活の中にアイデアが潜んでいることを改めて認識することができました。今後、更なる地域貢献を目指し、これからも地元の高校生や学生と交流を深めていきたいです。

 

【岡山県立興陽高等学校】
所在地:〒701-0221 岡山県岡山市南区藤田1500
校長:中野 功
建学の精神:開拓新天地
校訓:自主・敬愛・実践
教育理念:農業・家庭の専門教育の特性を生かした特色ある教育実践を大切にし、様々な生徒の主体的な学びの場を通して生徒の成長を促す学校、地域のニーズに真摯に応え、時代の変化に対応するため新しい教育実践に挑戦する学校を目指す。
設立:1917年4月
設置学科:農業科、農業機械科、造園デザイン科、家政科、被服デザイン科
URL:http://www.koyohigh.okayama-c.ed.jp/
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCuoQDkYTctj9wU-C97daaGQ