2023.08.21
お知らせ
令和5年度きらめき岡山創成ファンド支援事業に採択!妊産婦向け骨盤ベルトの研究開発を進める
2023年6月1日に(公財)岡山県産業振興財団が運営管理を行う「令和5年度 きらめき岡山創成ファンド支援事業」に採択されました。助成事業として、産前産後の骨盤痛を改善する妊産婦特有の体質変化に対する身体ケアのための骨盤ベルトの研究開発を進めてまいります。
【資料】https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/856718_8136989_misc.pdf
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きらめき岡山創成ファンド支援事業とは
(公財)岡山県産業振興財団に造成したファンドを活用して、ものづくり企業の競争力の源泉である新技術・新製品の研究開発を支援することで、地域経済を支える中小企業の競争力を高め、県内地域産業の活性化を図ることを目的とした事業です。研究開発は、複数年に及ぶことが多いため、ファンドを造成することにより、切れ目のない研究開発支援を行います。
令和5年度は、ファインアートかわばた(津山市)、共立精機(総社市)、モリマシナリー(赤磐市)、テスラム(和気町)、斎藤撚糸(鏡野町)、当社(岡山市)の6社が助成先として採択されました。
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助成事業内容
研究開発テーマ
産前産後の骨盤痛を改善する妊産婦特有の体質変化に対する身体ケアのための骨盤ベルトの研究開発
研究開発 概要
妊娠中期ごろから産後半年頃まで、出産の為に骨盤を緩ませ開きやすくする作用のある「リラキシン」というホルモンが分泌されます。骨盤が緩み、さらにお腹が大きくなることで腰への負担が大きくなり、ほとんどの妊婦は腰痛を引き起こしてしまいます。そこで本研究では、ホルモンの作用による骨盤の緩みを骨盤ベルトによって保護し、女性の身体にかかる負担を軽減させることを目指します。
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今後の展望
現代の日本では、妊娠出産によって女性の約8割の方が腰痛に悩まれています。今回採択された新事業は、妊娠出産による腰痛を当たり前だと諦めてほしくないという想いから始動したプロジェクトです。同じ想いを持つ大学病院の産科医の方々と共同開発を行い、臨床評価を行いエビデンスをとり、どんな方でも安心してご利用いただける製品の開発を進めます。女性の社会復帰の支援や少子化対策にも寄与できると信じ、女性がよりイキイキと過ごせる世の中を創造していきます。