2023.04.07
お知らせ
ハイブリッド母子健康手帳「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」のパートナー企業に認定。ウィラバ®を通じて妊娠へ期待がもてる社会の実現を。
「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」は、そなえ株式会社が提案するハイブリッド母子健康手帳です。母子健康手帳をデータ化することは、母子のいまの健康に加え、将来への「そなえ」につながります。例えば、母親が出産にそなえ、妊娠中の状況を記録しておくことは、母子の将来の疾病を予防できる可能性があります。現行の冊子版の母子健康手帳の使いやすさは維持しながら、簡単な操作でデータ化を行い、将来の未病をサポートする仕組みを可能にします。
■「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」の仕組みについて
①ウィラバAPPで母子健康手帳のデジタル化
現行の冊子版の母子健康手帳の使いやすさを維持しながら、簡単な操作でデータ化できる仕組みを構築しています。母子健康手帳のページを写真で撮るだけでデジタル化をすることができ、失われないデータとして大切に保管されます。健康診断や採血、超音波検査などの医療データの保存も可能です。
②ウィラバペーパーで楽しく妊娠生活
「ウィラバAPP」のアプリと連動して使用し、出産・育児に嬉しいプレゼントや、様々なお得な情報、役立つサービスをQRコードからアクセスしアンケートに回答することで獲得できます。ゲーム感覚で日々楽しむことができ、3世代の病気の予防につながる情報収集をラクに行うことが可能です。
■パートナー企業とは
この度、当社は「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」のパートナー企業に認定されました。パートナー企業として、「ウィラバペーパー」の中で妊娠や育児に役立つ情報や当社の製品情報について紹介をさせていただきます。また、頂いたアンケートの結果を参考に既存製品の改良や新製品に活かしていきます。
■今後の展望
令和4年9月に国の「デジタル田園健康特区」に指定されている、岡山県吉備中央町で「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」事業がスタートしました。「デジタル田園健康特区」はデジタル技術の活用によって、地域における健康、医療に関する課題の解決に重点的に取り組む複数の自治体を指定し、地域のデジタル化と規制改革を推進する国の取組です。その第1歩として、「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」を導入し、今後母子健康手帳のデジタル化で得られた妊産婦健診情報を踏まえた予防医療サービス等を推進していきます。「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」の岡山県下や全国への導入に向けて継続的な支援を行ってまいります。
■事業部 主任からのコメント
今から数年前、「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」の開発は、個人の大切な健康情報を備えるために保存して有用に活用してほしい、そしてそれらの情報を利活用して将来のご自身や未来の子どもたちの予防医療に役立たせたい、と考えた臨床医とそれを叶えたいシステムエンジニアが形にしたものです。
具体的には、「母子健康手帳(親子手帳)・医療データ・思い出」をスマホから写真に収めるだけでデータを保存し、デジタル化して電子版健康手帳へ自動で変換します。
「ウィラバ®(WeLoveBaby®)」は「より簡単に、より便利に、もっとこうなってほしい」という皆さんの声で育んでいただいています。また、「子育ては社会みんなで行う」そんな思いを持った企業のサポートを受け、日々確実にその歩みを強めています。
■そなえ株式会社について
そなえ株式会社は、持続可能な健康社会の実現に向けて医療機関、企業、そして地域・世界の方々一人一人を最先端のICT技術で繋ぐ、〈命の懸け橋=いざという時の備え〉になることを志す岡山大学発ベンチャーの会社です。
母子健康手帳のデジタル化だけではなく、妊産婦緊急搬送補助システム「iPicsss(アイピクス)」や、サスティナビリティ支援促進事業を通して、親子3代がつながる仕組みを作り、「子育ては社会で行う」を実現するための取り組みを行う企業です。
【そなえ株式会社】
所在地:〒700-8558 岡山市北区鹿田町2丁目5番1号 岡山大学病院 鹿田会館 SK205
代表取締役社長:正野 隆士
設立:2020年
TEL: 050-3159-5859
メール: info@sonae.ltd
URL:https://sonae.ltd