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2024.06.13

お知らせ

【新規事業:ダイヤ工業】大阪・関西万博建設現場で、建設技能者の健康促進を目指すボディメンテナンス施設「健水院」を開始いたしました

当社は、株式会社竹中工務店(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長:佐々木正人  「以下、竹中工務店」)をはじめとする共同企業体が工事中の大阪・関西万博の現場において、最前線で働く建設技能者の健康と活躍のサポートを目的としたボディメンテナンス施設「健水院」の運営を新規事業として、2024年5月7日より開始いたしました。

「健水院」概要

「健水院」では、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士などの国家資格を持つ有資格者が週2回常駐し、建設技能者一人ひとりの身体状態を丁寧にヒアリングし、オーダーメイドのボディメンテナンスを実施します。また、当社が開発・販売する「bonbone 胸椎ストレッチングマット」や「DARWING すわルンバ」を常設しており、有資格者が不在の場合でも、建設技能者が気軽にセルフケアを行える環境を提供しています。

「健水院」の名前の由来

「健水院」という名前は、「みずから(水から・自ら)健康を」というテーマに基づいて名付けられました。5月から注意が必要な熱中症対策も兼ねて現場事務所のオアシスのような空間をイメージし、心身が整う空間となっています。また働きたいと思える建設現場の実現を目指します。

暖簾のロゴについて

暖簾のデザインは、健康長寿として縁起の良い「鶴亀」の”鶴”から着想しました。建設技能者の疲れた心身を、ホッと一息つけるオアシスのような「健水院」で心身ともに癒していただくことで、「また頑張ろう」と心から活力が溢れ、健康寿命の延伸をサポートできる存在になるように願いを込めています。

▲暖簾デザイン

取り組みの背景

竹中工務店からのご要望を受け、当社は2015年に機能性アンダーウェア「職人DARWING」を開発しました。この機能性アンダーウェアは、身体負担を軽減し、快適に働き、作業効率を向上させることを目指して作られました。現場で働く建設技能者へのヒアリングや作業中の負担部位のデータ分析を行い、作業負担の大きい部位に合わせて3つのタイプを展開しています。今回の「健水院」は、「建設技能者の健康と快適な労働環境」というテーマをさらに追求したもので、当社が培ってきた技術とネットワークを活かした取り組みです。

▲職人DARWING

今後の展望

「健水院」の実施は2024年5月からの約2か月間を予定しており、期間中は利用状況や建設技能者の意見等をヒアリングしながら、建設技能者の健康と活躍をサポートしていきます。その後、運営の強化を図り、全国の建設現場への展開を目指します。「健水院」を通じて、建設技能者の健康と作業効率向上を促進することで、建設業界全体の活性化に貢献していきたいと考えています。今後も、建設現場の未来を切り拓き、様々な取り組みを進めてまいります。

会社概要

株式会社竹中工務店

所在地:〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町4丁目1-13
代表者:取締役 社長 佐々木正人
創立:1899年
資本金:500億円
Tel:06-6252-1201
URL:http://www.takenaka.co.jp/
公式X:https://x.com/takenaka_co_jp
公式YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCKj-OwQhsDdMn01COaRT_AA